社会と技術の統合
工学が生み出す様々な技術は、製品やサービスなどの人工物として社会や生活の隅々に行き渡り、今日の豊かさを支えている。とは言え、技術の進展は研究領域の細分化を要請する一方で、SDGsが象徴するように、それぞれの技術の具体である人工物が様々な社会課題の遠因となっている状況も散見され、各課題が背後で連関する複合化も進んでいる。
本グループでは、複雑化した社会と細分化した技術との関係、それらの総体に対して、各種の要因が織りなす多様な関係をシステムオブシステムズとしてとらえ、俯瞰的な視点のもとに両者が健全に統合されて、新たなデザインやイノベーションが生み出されていく未来、それに資する工学のあり方、技術開発のあるべきすがたを展望していく。
最新情報
2022/1/24
テクノアリーナフォーラム「エネルギーバリューチェーンと社会のしくみ」を開催しました。