微生物の多様な機能を活用したボトムアップバイオテクノロジー

本田 孝祐

本田 孝祐 HONDA Kohsuke

生物工学国際交流センター 教授
分子微生物学研究室

インキュベーション部門(連携融合型)生体・バイオ工学 副グループ長

キーワード

合成生物学、進化工学、酵素、極限環境微生物

重点分野

バイオ、カーボンニュートラル、資源循環、サーキュラーエコノミー

ここがポイント!【研究内容】

  • 微生物やそれらの生態を支える生体分子(酵素など)の働きを解明するとともに、実験室内進化によりこれらの機能を人為的に改変します。
  • さまざまな微生物のうち、100℃近い高温や有機溶媒の存在下など、他の生物が到底生存できない環境でも生育できるユニークな微生物(極限環境微生物)に着目しています。
  • 極限微生物やその生体分子の頑健性を活かし、これらをボトムアップに組み合わせることで有用物質生産や計測・診断ツールとして利用します。

応用分野

化学、食品、計測・診断

論文・解説等

  • [1] G. Suryatin Alim et al., Appl. Environ. Microbiol., 2021, 87, e00541–21
  • [2] 本田孝祐, 生物工学会誌, 2019, 97, 115
  • [3] 特許第6439220号, 本田, 跡見, 「補酵素の製造方法及び補酵素製造用形質転換体セット」