細胞の気持ちを知り育む技術開発-細胞製造性-

紀ノ岡 正博

紀ノ岡 正博 KINO-OKA Masahiro

生物工学専攻 教授
生物工学講座 生物プロセスシステム工学領域 紀ノ岡研究室

最先端研究拠点部門 紀ノ岡細胞製造コトづくり拠点

キーワード

細胞製造性、幹細胞工学、製造工程開発、製造安定性、 無菌操作

ここがポイント!【研究内容】

一連の生物的イベントやその反応場を解釈し、バイオの力を利用することで、人類の営みに幸せを導くことを目指しております。特に、ヒト細胞の気持ちや組織の成り⽴ちを理解し、育む技術を構築・利用することである「細胞製造性」を基盤学問とし、細胞製造を介する新産業分野(細胞治療・再生医療技術産業、培養食肉産業など)へ展開するため、3つの要素(ヒトづくり、モノづくり、ルールづくり)から成る「コトづくり」を実践し、産・官・学の三位一体で産業を興すことに貢献したいと思っております。

応用分野

再生医療・細胞治療技術産業、培養食肉

論文・解説等

  • [1] 紀ノ岡正博, 山本陸, 再生医療, 21(1) 8–13 (2022)
  • [2] 紀ノ岡正博, 化学工学, 86(4), 169–172 (2022)
  • [3] M.-H. Kim and M. Kino-oka, Biotechnol. Bioeng.,118, 4537–4549 (2021)