
GX・地域レジリエンス工学
低炭素・GXインフラ技術開発(洋上風車や低炭素輸送、省エネ建築など)や気候変動影響評価(地域・社会インフラへの影響評価、気温・水温上昇による物質循環や生態系への影響など)を大気科学などとの研究連携によりさらに展開していくことで、統合解析環境を形成し、ケーススタディを実施する。新たな研究機軸を産出するとともに、GXおよび地域レジリエンスを同時に実現する社会の創成に向けて、工学技術と自然科学の知見に根ざしたボトムアップ型展開=「工学的対応」を図り、阪大らしい「気候変動適応研究拠点」の礎とする。活動は、構成員でのディスカッションと構成員の中のグループで実施する開拓的研究を中心に展開する。適応策評価の解析技術を統合し、地域の課題解決に資する社会実装技術へと深化させる。国・自治体とも協働し連携することで、地域で実装可能な緩和・適応策のパッケージとして提案する。