イベント開催報告(詳細)

イベント名第1回細胞製造コトづくりシンポジウム
企画部署テクノアリーナ 最先端研究拠点部門 紀ノ岡細胞コトづくり拠点
開催日時2021年11月1日(月)13:00 – 17:30
開催方式ハイブリッド形式(対面形式及びオンライン形式)
開催場所大阪大学銀杏会館阪急電鉄・三和銀行ホール
参加人数120余名

本拠点が主催する「第1回細胞製造コトづくりシンポジウム」が、大阪大学銀杏会館阪急電鉄・三和銀行ホールにて2021年11月1日(月)に実施され、成功裏に終了しました。コロナ禍での収容人数に制限がある中、満席(上限)となる120余名の来訪者が、会場にて熱心に発表を聴講していました。

本シンポジウムでは、はじめに、開会の挨拶として、工学研究科長の馬場口登先生、附属フューチャーイノベーションセンター長の林高史先生が、本学工学研究科の産学連携、およびテクノアリーナの取り組みについてご説明されました。続いて、拠点長の紀ノ岡より、本拠点の構想説明が行われました。産業化活動を推進する、細胞製造技術の社会実装に向けた頭脳集団の形成のため、協働研究所・共同研究講座・共同研究による企業の結集、産官との連携によるガイドラインの構築、社会人リカレント教育など、本拠点における取組みの概要を紹介しました。また、本拠点に参加する協働研究所、共同研究講座、研究室より、それぞれの取り組みについての説明が行われました。最後に、本拠点における「ヒトづくり」の細胞製造コトづくり講座について、来年4月より開講される、細胞製造設計講座(第5期)および新たに開設される細胞加工(培養)設計講座の募集を公示しました。

基調講演を2演題行い、本学名誉教授(現大阪警察病院長)の澤芳樹先生より、大阪中之島における未来医療国際拠点の構想について、また広島大学教授の弓削類先生(日本再生医療とリハビリテーション学会理事長)より、細胞製造技術とロボットリハビリテーションが産む患者が望む価値の創造として、いかに患者を治すかという技術の社会実装について、ご講演をいただきました。