イベント開催報告(詳細)

イベント名公開シンポジウム「フューチャー・デザインで拓く社会イノベーション」
企画部署テクノアリーナ 最先端研究拠点部門 原フューチャー・デザイン革新拠点
開催日時2022年3月15日(火)13:00 – 17:00
開催方式オンライン形式
参加人数約133名

原フューチャー・デザイン革新拠点が主催する公開シンポジウム、「フューチャー・デザインで拓く社会イノベーション」を2022年3月15日(火)に開催いたしました。コロナ禍の社会状況に合わせ完全オンラインでの開催となりましたが、企業、自治体などの公的機関、大学・研究機関などから175名の参加登録を頂き、当日も133名の参加に恵まれました(部署単位での参加を含む)。

気候変動や資源エネルギー問題、インフラの維持管理など、様々な長期課題が顕在化している中、持続可能社会の形成やカーボンニュートラルの実現は喫緊の課題となっています。これらの課題は既存の社会システムの延長では解決が難しく新たな社会的仕組みのデザインが求められます。本シンポジウムでは、これら長期課題に対処し、将来世代に持続可能社会を引き継いでいくための社会の仕組みをデザインする「フューチャー・デザイン」に関する拠点での研究と、産学官共創で進む実践の最前線を報告し、これからの社会転換とイノベーションに向けたフューチャー・デザインの展望を議論しました。

開会の挨拶を田中敏宏 大阪大学総括理事・副学長と、馬場口登 工学研究科長から頂きました。続いて、本拠点の拠点長である原圭史郎 教授より本シンポジウムの趣旨説明を行いました。シンポジウムの第一部は「持続可能な未来社会への展望」、第二部は「フューチャー・デザイン研究と産学官共創による実践」と題し、産官学様々な所属の研究者および実務者の方々に、それぞれの立場・視点からお話しいただきました。総合討論では異なる分野の講演者が意見を出し合い、本シンポジウムのタイトルである「フューチャー・デザインで拓く社会イノベーション」について今後の展望を議論しました。