イベント情報(詳細)

イベント名第5回 細胞製造コトづくりシンポジウム
「細胞製造工程の汚染管理戦略」
開催日時2023年12月5日(火)13:00 – 17:00(交流会17:30-)
開催方式対面形式
開催場所アース環境サービス株式会社彩都総合研究所
申込方法下記ホームページより参加登録
https://forms.office.com/r/yxnEUW5nVE
申込締切
問合せ先大阪大学大学院工学研究科 テクノアリーナ 細胞製造コトづくり拠点
bpse_kotozukuri@bio.eng.osaka-u.ac.jp 担当: 水谷

大阪大学大学院工学研究科テクノアリーナ(細胞製造コトづくり拠点)では、アカデミアが主催する拠点に企業が結集、より強固な頭脳集団を結成することで、ヒトづくり・モノづくり・ルールづくりからなるコトづくりの好循環を生み出す環境の創出を目指し、再生医療など生きた細胞を製品とする分野において、細胞製造技術の社会実装を推進する活動をしております。

本シンポジウムでは、技術課題として、「細胞製造工程の汚染管理戦略」をテーマに、生きた細胞を製品とする製造工程における、無菌性確保と、その運用により生じる課題を共有し、無菌操作環境の管理戦略について議論することで、ご興味ある皆さまとの輪を広げてゆければと願っております。

【プログラム】

[基調講演]

水野 満
 (国立大学法人 東京医科歯科大学 統合研究機構 再生医療研究センター)

畔柳 知幸
 (武田薬品工業株式会社 グローバルクオリティバイオロジクス品質セルセラピーセルセラピー大阪品質)

[テーマ発表]

池松 靖人
 (大阪大学 大学院工学研究科 日立プラントサービス再生医療協働研究)

池田 卓司
 (ニッタ株式会社 クリーンエンジニアリング事業部)

中山 秀喜
 (株式会社堀場アドバンスドテクノ Bio Industry事業部)

本拠点が主催する、第5回細胞製造コトづくりシンポジウムが、2023年12月5日(火)に、アース環境サービス株式会社彩都総合研究所にて実施され、成功裏に終了した。

当日は87名のご参加者を迎え、はじめに、紀ノ岡拠点長より当拠点に関する説明が行われ、続いて、当拠点の新規参画メンバーである、バイオものづくり社会実装(藤森工業)共同研究講座 村岡仁准教授と細胞製造シミュレーション工学(日立)共同研究講座 可児明生准教授が、講座および研究に関する紹介を行った。

前半では、本テーマの基調講演として、東京医科歯科大学 水野満先生より、製造現場における汚染管理に関するご講演を、次に、武田薬品工業株式会社 畔柳知幸先生より、セルセラピー製剤の国内製造ラインの新設に関わる工程開発についてご講演をいただいた。

後半では、当拠点の無菌環境ワーキンググループの活動として、本学日立プラントサービス再生医療協働研究所 池松靖人准教授、ニッタ株式会社 池田卓司様、株式会社堀場アドバンスドテクノ 中山秀喜様より、汚染管理戦略に関する発表が行われ、フロアとの活発な議論が行われた。