イベント情報(詳細)

イベント名第6回 細胞製造コトづくりシンポジウム
「細胞製造のQbDについて考えよう」
開催日時2024年3月6日(水)13:00 – 17:00
開催方式対面形式
開催場所大阪大学 東京ブランチ
東京都中央区日本橋本町2丁目3−11
日本橋ライフサイエンスビルディング9F
申込方法下記フォームより参加登録
https://forms.office.com/r/wqz0h6zveM
申込締切
問合せ先大阪大学大学院工学研究科 テクノアリーナ 細胞製造コトづくり拠点
bpse_kotozukuri@bio.eng.osaka-u.ac.jp 担当: 水谷

大阪大学大学院工学研究科テクノアリーナ(細胞製造コトづくり拠点)では、アカデミアが主催する拠点に企業が結集、より強固な頭脳集団を結成することで、ヒトづくり・モノづくり・ルールづくりからなるコトづくりの好循環を生み出す環境の創出を目指し、再生医療など生きた細胞を製品とする分野において、細胞製造技術の社会実装を推進する活動をしております。

本シンポジウムでは、技術課題として、「細胞製造のQbDについて考えよう」をテーマに、生きた細胞を製品とする製造工程開発における、CQAの不確定性と、その評価法、およびQbDを活用した設計の考え方を共有し、工程開発における変更の管理戦略について議論することで、ご興味ある皆さまとの輪を広げてゆければと願っております。

【プログラム】

[開会/開会ご挨拶]

経済産業省

畔柳 知幸
 (武田薬品工業株式会社 グローバルクオリティバイオロジクス品質セルセラピーセルセラピー大阪品質)

[特別講演]

国立医薬品食品衛生研究所薬品部
佐藤 陽治

[テーマ発表]

大阪大学大学院工学研究科生物工学専攻生物プロセスシステム工学領域
紀ノ岡 正博 / 小川 祐樹 / 山本 陸

[総合討議/閉会]

本拠点が主催する、第6回細胞製造コトづくりシンポジウムが、2024年3月6日(水)に、大阪大学 医学・工学研究科 東京ブランチにて実施され、成功裏に終了した。

当日は74名のご参加者を迎え、はじめに、経済産業省生物化学産業課長 下田裕和様より、開会のご挨拶をいただき、続いて、紀ノ岡拠点長より、本シンポジウムのテーマである、再生医療等製品のQbD (Quality by Design) に関する説明と、塑性流体活用コンソーシアムの活動に関する話題提供を行った。

セッション1「QbDを考えよう」では、特別講演として、国立医薬品食品衛生研究所 薬品部長 佐藤陽治先生より、細胞加工製品の製造における細胞特性を理解する重要性に関するご講演をいただいた。続いて、紀ノ岡拠点長より、細胞加工製品のQbDアプローチの考え方、および、製造工程の安定性評価方法の開発と培地測定の重要性に関する講演を行い、本拠点での活動に関するアウトリーチと意見交換を行った。

セッション2「大量製造技術開発、無菌製造環境」では、当拠点において研究開発を行っている、塑性流体、ヘマグルチニン等の活用事例について、フロアとの情報共有を行った。