イベント情報(詳細)

イベント名「食を守るエレクトロニクス」フォーラム
開催日時2024年4月24日(水)14:00 – 16:50
開催方式ハイブリッド形式(対面形式・Web講演形式併用)
場所大阪大学大学院 工学研究科 サントリー記念館(C3棟)5階メモリアルホール
申込方法下記ホームページより参加登録
https://sangyobio.jpn.org/?p=5755
申込締切
主催大阪大学先導的学際研究機構 産業バイオイニシアティブ研究部門
共催大阪大学大学院工学研究科テクノアリーナ 最先端研究拠点
福崎フロンティア産業バイオ連携拠点
問合せ先大阪大学先導的学際研究機構 産業バイオイニシアティブ研究部門 今西
yumiko_imanishi@bio.eng.osaka-u.ac.jp

「食の安心」は消費者自身の心の問題であり、科学的評価により規定できる「食の安全」のように具体的かつ定量的に議論することが困難である。ただ、「食品の新鮮さ」と「食品の製造履歴の透明化」の二点は「食の安心」を形成するために重要であることに異論は無い。今回のフォーラムでは、生鮮食品が放出する揮発性成分をモニタリングすることにより「食の新鮮さ」に関わる情報を得る技術を紹介し、生産から消費までの全プロセスを透明化し食品履歴の真正性を担保する技術を提案する。また、我々の技術が食の安心にどのように寄与できるかについて議論したい。

【プログラム】

[趣旨説明]

福﨑 英一郎
(大阪大学大学院 工学研究科 生物工学専攻 主幹教授
 大阪大学 先導的学際研究機構 産業バイオイニシアティブ研究部門 拠点長)

[講演]

「食の品質を見える化するエレクトロニクス」
廣瀬 哲也(大阪大学大学院 工学研究科 電気電子情報工学専攻 教授)

「水晶振動子を用いたガスセンサの開発」
長久保 白(大阪大学大学院 工学研究科 物理学系専攻 助教)

「ニオイセンサの開発と社会実装の取り組み」
今村 岳(物質・材料研究機構(NIMS)高分子・バイオ材料研究センター 主任研究員/情報科学研究科 招へい准教授)

「質量分析技術を用いたリアルタイムガスモニタリングシステムの開発」
長尾 博文(アトナープ株式会社 AMS事業部 アソシエイトディレクタ)

「食の真正性を守るエレクトロニクス」
三浦 典之(大阪大学大学院 情報科学研究科 情報システム工学専攻 教授)

[パネルディスカッション]