学生チャレンジプロジェクト

2016(H28)年度 採択テーマ

●学生推進プロジェクト

全日本学生フォーミュラ大会総合優勝への挑戦(OFRAC)
ホームページ:http://ofrac.net/(外部リンク)
代表者:機械工学専攻 三橋 結衣
大阪大学フォーミュラレーシングクラブ(OFRAC)は、全日本学生フォーミュラ大会に出場し、総合優勝を目標として活動している。学生フォーミュラ大会では、学生が主体となって小型レーシングカーの設計・製作・走行・評価のすべてを行い、ものづくりの総合力を競う。
今年度における大会では、悪天候などのトラブルに見舞われ、総合92チーム中13位という結果であったが、新たな課題を発見することができ、チームとっては学び得るものが多い大会となった。また、この結果を踏まえ、来年度大会に向け、例年よりも早い時期にチーム体制を整える等、改善に努め、来年度大会の優勝を目指している。
NHK学生ロボコン優勝への挑戦(Robohan)
ホームページ:https://www.robohan.net/(外部リンク)
代表者:応用理工学科 田中 颯樹
Robohan は、NHK学生ロボコンで優勝することを目標に、日々活動している。
NHK学生ロボコンとはNHKが主催し、全国の大学・高専が出場するロボットコンテストで、毎年競技課題が変わる。今年度は団体の人数規模も25人となり、学生ロボコンでの成績としては団体結成初となる、3年連続での本選出場を果たした。
来年度の大会については、今後4月末のビデオ審査を通過することで本選出場の権利が得られるが、より高い成果が出せるよう、メンバー一丸となって活動を続けていく。

●学生チャレンジプロジェクト

Maritime RobotX Challenge(AUVSI主催の自律走行船競技大会)への挑戦
代表者:地球総合工学専攻 和田 翠星
今年度はロボット船の設計と実験、及び最終目標である大会への参加を行った。大変厳しい時間的、人的制約の中ではあったが、ロボットの構成をメンバーで検討の上、設計、制作を行った。
11月に機体をハワイに送り、最後12月にハワイでのロボット船国際コンテスト大会に臨んだ。大変に波風が強くて環境も厳しかったが、横風の中、自動航行を行うことができ、最終結果は15中9位であった。結果には課題も多く残ったが、他国の学生との交流の中で様々な設計に関する刺激を受け、今後の私達の活動にも大変有意義な経験とすることができた。
無尾翼人力飛行機の研究、制作(空いけ阪大)
ホームページ:https://ykn-st.github.io/albatross/(外部リンク)
代表者:電子情報工学科 涌田 悠佑
「空いけ阪大」は、鳥人間コンテストに出場して、より遠くまで飛ぶべく、人力飛行機研究・製作を行っている。鳥人間コンテストとは毎年夏に琵琶湖で行われる人力飛行機の大会で、多くの大学や団体が独自の飛行機を製作し、出場している。
当チームは尾翼を持たない無尾翼人力飛行機に挑戦し、これまでに前例がなかった人力での安定飛行に初めて成功した。今後は、次年度の大会に向けて、無尾翼人力飛行機という独創的な機体に更なる改良を加え、鳥人間コンテストでの上位入賞を目指している。
工学部・工学研究科のメディアミックス型”魅力発信”プロジェクト『IKAHAN』
代表者:地球総合工学専攻 竹内 慎
『IKAHAN』は大阪大学工学部・工学研究科専用マスコットキャラクターの製作、およびイベントへの参加を目的として活動している。
大阪大学工学部・工学研究科の情報を発信するためYOUTUBEで専用チャンネルを作成、Twitter、LINEにおいて公式アカウントを作成しプロジェクトに関する情報の発信を行った。
実際に販売するためのLINEスタンプのデザインを立案し、現在着ぐるみの製作と同時進行で準備している。着ぐるみ製作に関しては機械工学専攻の大須賀・杉本研究室に在学している修士2回生の学生よりロボットアームのメカニズムやコストに関する助言を受け、現在ロボット工学の調査を続け、アイデアのブラッシュアップ、基本図面の作成を行っている。
BIOMOD(国際生体分子デザインコンペティション)入賞への挑戦
代表者:応用理工学科 門田 優哉
本研究は毎年アメリカのサンフランシスコで開催される、国際生体分子コンテストBIOMODへの参加入賞を目指して活動をしている。(http://biomod.net/)
BIOMODとは、世界各国から集まった学部生を主体とするチームがDNAorigamiという技術を利用して、ナノ構造体を作成し、その機能性、デザイン性を競う大会である。発表方法はYouTube、ホームページ、プレゼンテーションである。これらは英語を利用して行われる。現在チームでは、昨年阪大としての初出場を通して様々な課題の克服に向けて活動を行っている。昨年の初出場では銅賞に終わってしまったが、これによって得た知識を生かして2017年こそは金賞の獲得を目標として取り組んでいく。