学生チャレンジプロジェクト

2020(R2)年度 採択テーマ

●学生チャレンジプロジェクト

NHK学生ロボコン優勝への挑戦(Robohan)
ホームページ:https://www.robohan.net/(外部リンク)
代表者:電子情報工学科 川本 浩平
RobohanはNHK学生ロボコンで優勝することを目標に活動している。NHK学生ロボコンとはNHKが主催する全国の大学・高専が出場するロボットコンテストであり、Robohanは過去に6年連続本選出場を果たしている。
本年度はCOVID-19の拡大によって現地大会の中止や大学における活動制限など大きな影響を受けた。その中でも現地大会の代わりとなるイベント、他大学との技術交流会や小規模な大会に参加し、技術力の向上を図ってきた。
また、日々の活動の中では、新規技術の開発、新入生に対する教育等による技術の維持、発展に注力してきた。例えば、『機体』製作では、機体を作る機構班、機体の制御プログラムを書く制御班、機体に乗せる回路を作る回路班といった3つの班構成をもとに製作を進めることとし、密を避けながらもチームワークにより取り組んできた。
次年度の大会については、9月末から試作機の制作を続けている。二度のビデオ審査に通過し、本戦出場、決勝トーナメント出場、さらには優勝を目指してメンバー一丸となって活動を続けていく。
無尾翼人力飛行機の研究・製作(空いけ阪大)
ホームページ:https://ykn-st.github.io/albatross/(外部リンク)
代表者:地球総合工学科 廣川 正太郎
空いけ阪大は鳥人間コンテストへの出場・上位入賞を目標に活動を行っている。
例年に比べて3カ月早い2月に機体を完成させ、試験飛行を通した機体の改良を行う予定であった。本年度はCOVID-19の流行により大会は中止となり、7月頃まで活動休止を余儀なくされた。しかし活動休止中もプロペラの改良や角速度センサ・加速度センサを用いた姿勢センサの開発など、各々ができることを精力的に行ってきた。8月以降は新入部員への技術継承と同時にフェアリング制作方法の研究等を行った。10月には昨年度機体の改良版を完成させ、全組試験を行った。12月の試験飛行では性能評価を行い、駆動および電装系統における問題点を洗い出し、現在その問題の解決と機体の改良を進めている。
今後、2月~5月には試験飛行を予定している。機体の調整や性能評価を行い、2021年の鳥人間コンテストへの出場と上位入賞を目標に活動を行っていく。