学生チャレンジプロジェクト

2024(R6)年度 採択テーマ

●学生チャレンジプロジェクト

学生フォーミュラ日本大会入賞への挑戦
ホームページ:http://ofrac.net/(外部リンク)
代表者:工学研究科機械工学専攻 野口 竜作
我々OFRAC(大阪大学フォーミュラレーシングクラブ)では自動車技術会主催の「学生フォーミュラ日本大会」に出場すべく、実際に走行するレーシングカーを一から設計・開発し、材料発注・加工・溶接・組み立てを自分たちで行っています。机の上の勉強だけでなく、実際に触って考えて「ものづくり」に取り組み、その達成感や楽しさ、難しさを肌で実感できる活動です。また、設計のための3DCAD ソフトを用いた解析や電子部品をコントロールするためのプログラミング、活動資金確保のためのスポンサー渉外活動・広報活動、海外チームとの交流など、将来エンジニアとして活躍するために役立つ多くの経験を積めるのも魅力です。本年度も大会出場に向けてメンバー全員全力で楽しみながら車両製作に取り組んでおります。活動にご興味のある方は、ホームページやSNS などで活動の様子をぜひご覧ください!
人力飛行機の研究・製作
ホームページ:https://ykn-st.github.io/albatross/(外部リンク)
工学部応用理工学科 馬場 武岐
大阪大学飛行機制作研究会albatrossは、人力飛行機を設計・製作し、毎年夏に行われる鳥人間コンテストへの出場と上位入賞を目指して活動を行っている。
創設以来、尾翼がない無尾翼機を製作してきた弊団体であるが、2022 年から尾翼機の製作にチャレンジしてきた。2023年度、我々は「確実に10km 飛ぶ機体」をテーマに設計・製作を行い、大幅な設計の修正や機体重量の軽量化を経て尾翼機製作わずか2年目にして鳥人間コンテストの出場権を手にした。2024年度大会は弊団体にとって6年ぶり、かつ尾翼機では初の出場となった。結果は3.93kmと目標の10kmを達成することは叶わなかったが、チーム記録を大幅に更新し全体で6位という結果を残すことができた。
今年度我々は、昨年の機体製作で培った知識や技術をもとに、より長距離の飛行を想定した機体の製作に取り組み2年連続の鳥人間コンテスト出場、そして達成することが叶わなかった10kmの飛行を目指し活動する。
NHK学生ロボコン優勝への挑戦(Robohan)
ホームページ:https://www.robohan.net/(外部リンク)
代表者:工学部電子情報工学科 和田 遥大
Robohan は大阪大学公認ロボット製作団体であり、NHK 学生ロボコンでの優勝を目標に日々ロボット製作に取り組んでおります。Robohan では活動を通して、部員たちがロボット製作における専門的な知識を養うことはもちろん、各大会で指定されたルールに則って、課題をこなすロボットを製作するというプロジェクトにチーム全体で取り組むことで、プロジェクトに対する実行力、そして協調性を身につけて、社会で活躍できる人員を育てております。また、大会ごとに全く異なるルールや制約に合わせたロボットを自分たちで考えることで、型に縛られない豊かな創造性を育むことができます。「NHK 学生ロボコンの優勝」はRobohan が最終目標としているところでありますが、今年度の本選出場は叶いませんでした。来年度は今年度の反省を活かして、より一層、Robohan 一丸となって優勝という目標に向けて頑張って参ります。
2025年大阪・関西万博で音楽の国際交流イベント「e-Symphony」開催プロジェクト
ホームページ:https://a-tune-unity.com/(外部リンク)
代表者:工学部応用自然学科 吉川 馨
私たちa-tuneは大阪大学2025日本国際博覧会推進委員会の学生部会に所属する学生団体です。活動理念として「各個人が自分とは異なる相手の立場、背景を尊重できる社会」という意味のUNITYを掲げており、その実現のために2025年大阪・関西万博において世界100カ国の学生とのオンラインオーケストラ「e-Symphony」の開催を目指します。
今年度は学生チャレンジプロジェクトの支援をもとに、12月15日に「e-Symphony for 2024 ~toGather~」と題して大規模音楽イベントを池田市民文化会館アゼリアホールで開催します。今回は20の国・地域の学生でのオンライン合奏や、国内の演奏団体とのコラボ合奏、観客も巻き込んだ大合唱を行います。詳細はa-tuneのHPからご覧ください。
IoT デバイスを用いた学内連絡バスの利用動向分析・情報配信
ホームページ:https://sairibus.com/
代表者:工学部環境・エネルギー工学科 川上 幸起
私たち再履バス同好会は、学内連絡バスの利用平滑化と効率的な運行を目的として、乗降人数計測装置とバスロケーションシステム及びそれらの情報を配信するシステムの開発に取り組んでいます。2 次元ToF(Time of Flight)測域センサを用いた省電力かつ低コストな人数計測システムの実証と混雑情報配信による利用平滑化の検証をメインテーマに開発・検証を行っています。
本年度は昨年度末から実施中の車載試験の結果をもとに、GTFS 形式の系統管理システムの実装とシステムの最適化を進めます。その後、全車両に車載装置を搭載して乗降数センサの性能実証と利用者向けの混雑状況の配信による利用平滑化の効果を実証していくことを目標にしています。
給水機の設置によるマイボトル利用促進と給水機がもたらす効果の調査
ホームページ:阪大マイボトル推進プロジェクト Carry My Bottle
代表者:工学部環境・エネルギー工学科 菅沼 友音
私たち阪大マイボトル推進プロジェクト Carry My Bottle は、ペットボトル問題に着目し、大学への給水機設置を通じて、マイボトル利用を促進することを目的として活動を行っています。
当団体は2021 年の設立以降、吹田キャンパスに合計5 台の給水機を設置しました。現在は吹田キャンパスM3 棟212 教室に設置した1 台の給水機の運営を行っています。2023 年度では合計2818L の水が利用されました。現在は更なるマイボトル利用の推進のため、豊中キャンパスの給水機設置を目標に活動を行っています。2023 年度には豊中キャンパスで計5 日間給水機を設置し、258L の水が利用されました。豊中キャンパスの長期設置を行うことで期間限定設置よりも給水量が増え、マイボトル所持率も上がっていくと予想されます。今後も利用量の計測や利用者へのアンケートを行うことで、給水機設置に伴う効果を調査していきます。