独自の超音波システムを用いた細胞核の力感知メカニズムの解明
キーワード
超音波顕微鏡、音響放射力、メカノバイオロジー、音響生物物理学
重点分野
AI・データ、計測分析技術、バイオ、医工連携、ヘルスケア
ここがポイント!【研究内容】
細胞核は,細胞内外で発生する物理的な力を感知し,力学特性や機能を調節しながら活動しています.これらのメカニズムを知るためには,核に直接的な力学刺激を付与し,その応答を調べることが求められます.しかし,核の刺激法は細胞全体に力が付与されたり細胞損傷を伴ったりする問題があります.私は集束超音波技術により選択的かつ非侵襲な力学刺激を核に付与する独自のシステムを開発しました.これを用いて核の力感知メカニズムと細胞特性への影響を生物物理学の観点から解明し,機能を力によって制御することで,疾患の早期診断や再生医療の発展に貢献することを目指しています.
応用分野
医療・ヘルスケア分野、創薬関連、マイクロレオロジー
論文・解説等
- [1] N. Fujiwara et al., Jpn. J. Appl. Phys. 63, 03SP65 (2024).
- [2] N. Fujiwara et al., npj Biol. Phys. Mech. 2, 1 (2025).
- [3] N. Fujiwara et al., Phys. Rev. X, 15(2), 021015 (2025).
