小規模水道のためのサステイナブルな地域環境デザインについての研究

堀 さやか

堀 さやか HORI Sayaka

国際交流推進センター 助教
国際交流推進センター

キーワード

地球環境学、水ガバナンス、地域デザイン

ここがポイント!【研究内容】

日本の水道普及率は98%であり、蛇口を捻れば安全な水が飲める。しかし、一部山間地域の集落では、水道設備が住民管理されていて、水道事業に含まれない水道が存在する。研究対象は、山間部の過疎地域の個人水道や集落が管理する水道設備管理である。村の長老が塩素や砂を担いで山を登り、安全な水を得るために、苦労する手作り浄水場がある一定数全国に点在している。それらの小規模水道の状況を調査し、設備管理や政策面で持続可能な方策を提案をすることを研究している。また、次世代教育に、洛中洛外図屏風を用いた環境教育教材の開発を行なっている。

応用分野

環境政策、水ガバナンス、小規模水道設備管理と経営、環境教育

論文・解説等

  • [1] S.Hori, the International Journal of Laws, Vol.5, No.5, pp.1-14 (2016)
  • [2] S. Hori et al., Proceedings of The 11th International Symposium on Water Supply Technology, p.78 (2019)
  • [3] 堀さやか、伊藤禎彦、環境衛生工学研究、 Vol.33, No.3, pp.94-96 (2019)