発生と疾病に関するバイオフォトメカニクス研究

松﨑 賢寿

松﨑 賢寿 MATSUZAKI Takahisa

附属フューチャーイノベーションセンター/物理学系専攻 助教
応用物理学講座 分子フォトニクス領域 吉川研究室

若手卓越支援部門(若手卓越教員)

キーワード

ソフトマターの物理、 臓器発生、 がん疾病、 光ピンセット、 光干渉法

重点分野

計測分析技術、バイオ、光・量子、革新的マテリアル、医工連携、ヘルスケア

ここがポイント!【研究内容】

幹細胞の分化運命が場の硬さで制御できることが発見され、私は臓器発生や疾病化を司る力学特性とその分子起源を明らかにしたいと考えています。肝臓の種が好む場の力学特性を解明した経験(図a・Takebe,.., Matsuzaki, et al., Cell Stem Cell 2015.)に基づき、多様な臓器の好みの硬さを計測する技術開発を進めています(図b・JST創発2021)。取得した硬さ情報は、光反応で材料上にプリントアウトして多臓器発生を一挙に促します。バイオロジー・フォトニクス・メカニクスの融合領域を皆さんと歩んでいきたいです。

応用分野

硬さに基づく再生医療、がん治療、メカノバイオフォトニクス

論文・解説等

  • [1] Kitagawa,..., Matsuzaki & Tera, Bioconjugate Chem., 2023 (Front Cover).
  • [2] Taniguchi, Okumura, Matsuzaki,..., Takeda, Mucosal Immunology 2023.
  • [3] Matsuzaki et al., J. Phys. Chem. Letter, 2022 (Suppl. Cover)&2024.