多機能な官能基の新規変換法を探究
キーワード
有機合成化学、触媒化学、生理活性分子、有機機能性材料
重点分野
革新的マテリアル、触媒・分子技術

ここがポイント!【研究内容】
生理活性分子や光・電子機能性分子など、有機化合物は我々の生活を豊かにします。これら分子の新しい合成法を開発し、既存の有用分子をより簡便に合成できるようにすること、ひいてはまだ見ぬ機能性分子を合成できるようにします。新しい合成法を開発するアプローチにはいくつか方法がありますが、私は「多機能な官能基の新しい変換法を探究」することで高効率化とケミカルスペースの拡張を目指しています。
多機能な官能基の一つとして着目したスルホキシイミンは、3置換アルケンの立体選択的な合成に有効であることを見出しました。
応用分野
創薬関連、スマートデバイス
論文・解説等
- [1] Yasui et al., Angew. Chem. Int. Ed., 2025, e202420949.
- [2] Yasui et al., ChemRxiv, 2025, DOI: 10.26434/chemrxiv-2025-1kzz4
- [3] Yasui et al., Science, 2023, 379, 484.