植物特化代謝の制御と異種宿主での有用物質生産
キーワード
植物特化代謝、ゲノム編集、トリテルペノイド、 シトクロム P450
重点分野
バイオ、カーボンニュートラル、触媒・分子技術
ここがポイント!【研究内容】
- 植物が生産する特化代謝産物、特にトリテルペノイド生合成酵素(環化酵素、酸化酵素)の機能を解析。
- 取得した代謝酵素遺伝子を酵母などの異種宿主へ導入することで、自生植物からの抽出に依らない、安定的な有用物質生産へ展開。
- ジャガイモの有毒な特化代謝産物であるステロイドグリコアルカロイドの生合成酵素遺伝子をゲノム編集により破壊し、毒性成分を低減したジャガイモを作出。他の農業形質についてもゲノム編集研究を実施中。
応用分野
物質生産、作物育種
論文・解説等
- [1] Yasumoto, S. et al., FEBS Letters, 590(4), 533-540, 2016
- [2] Yasumoto, S. et al., Plant Biotechnology, 36(3), 167-173, 2019
- [3] Yasumoto, S. et al., Plant Biotechnology, 37(2), 205-211, 2020