部材の軽量化と高機能化を実現する塑性加工プロセスと現象解明

松本 良

松本 良 MATSUMOTO Ryo

マテリアル生産科学専攻 准教授
材料機能化プロセス工学講座 材質形態制御学領域 宇都宮研究室

キーワード

塑性変形・加工、トライボロジー、塑性接合、プロセス可視化

重点分野

AI・データ、カーボンニュートラル、革新的マテリアル、航空宇宙

ここがポイント!【研究内容】

  • 塑性変形を基軸に加工プロセス(主に鍛造、塑性接合、レーザ加工)の研究・開発に取り組んでいる。特に軽量化と高機能化をターゲットに形状と特性を両立する独創的な加工法を考案し、有効性を実証している。
  • 材料の塑性変形特性(流動応力-ひずみ曲線、変形能)や摩擦特性の高精度計測に取り組み、塑性加工中の金型-被加工材間のその場観察によるトライボロジー現象の可視化にも取り組んでいる。
  • 理論(力学、材料学)、実験、数値シミュレーション(FEM)、データ分析(機械学習)を組み合わせて、塑性変形現象を解明している。

応用分野

自動車分野、航空宇宙分野、ものづくり分野

論文・解説等

  • [1] R. Matsumoto et al.: Journal of Manufacturing Processes, 101(2023), 675-686.
  • [2] 松本: ぷらすとす, 5-50(2022), 63-68.
  • [3] 松本: ぷらすとす, 4-39(2021), 165-169.