交通行動モデルに基づく電気自動車の急速充電インフラ計画
キーワード
電気自動車、交通量配分、経路選択、充電行動、最適化
重点分野
カーボンニュートラル、エネルギー、スマートシティ、スマートモビリティ、社会システムデザイン

ここがポイント!【研究内容】
電気自動車の道路利用者は最も早く目的地へ到着できるように経路と急速充電場所を選択するという行動原理に基づき、急速充電器の配置により行動が変容する。このことをモデル化し、将来の交通需要と道路ネットワークを所与として、社会全体の時間的費用とインフラ費用の合計が最小となるような充電インフラと、その時の交通流を求めることを目指している。実ネットワークでの計算を可能にするために、ヒューリスティックなアルゴリズムを援用する等、より一般的な条件で求解することが課題である。
応用分野
都市・社会基盤分野、電力関連、モビリティ、スマートシティ
論文・解説等
- [1] 坂井勝哉, パワーアカデミー研究助成2024年成果報告会 (2024)
- [2] Y.Ota, S.Yoshizawa, K.Sakai, et al., IATSS Research, Vol.47, Issue.2, pp.270-276 (2023)
- [3] 坂井勝哉, 太田豊, 電気学会電力エネルギー部門大会 (2022)