機械学習を用いた大型インフラ構築の知能化

巽 啓司

巽 啓司 TATSUMI Keiji

電気電子情報通信工学専攻 准教授
システム・制御工学講座 センシングシステム領域 牛尾研究室

キーワード

機械学習、リカレントネットワーク、サポートベクトルマシン、 補強度合判定、ソフトコンピューティング

重点分野

AI・データ、情報・通信

ここがポイント!【研究内容】

  • 少子高齢化社会での人手不足解消のためのAIの推進として、大型インフラ構築物の建築時に熟練者が目視で行う「建築区間ごとの補強度合判定」を、機械学習により置換する研究を行っています。実データでの入力間の単調性等の特性を考慮し、矛盾データを適切に解消する定式化を行い、その問題に適用可能なサポートベクトルマシン、決定木、リカレントニューラルネットワークの開発を行っています。
  • 他にも、ウェアラブル生体情報センサのためのA/Dコンバータの誤差補正をベイズ推定に基づき行う研究、カオス力学系・群知能を用いた大域的最適問題の求解法などを行っています。

応用分野

土木分野、知能情報分野、数理最適化分野

論文・解説等

  • [1] K. Tatsumi et al., Knowledge-Based Systems, 249, 108807 (2022)
  • [2] K. Tatsumi, T. Matsuoka, IEEE Trans. Cybernetics, 49 (40) 1200-1211 (2019)
  • [3] K. Tatsumi and T. Tanino, International Journal of Bifurcation and Chaos, 27 (4) 1750047 1-23 (2017)