メタボロミクス(網羅的代謝物プロファイリング)の
食品機能解析への応用
キーワード
メタボロミクス、メタボリックフィンガープリンティング、 食品フレーバー、フードロス、食品偽装
重点分野
計測分析技術、バイオ、医工連携、ヘルスケア

ここがポイント!【研究内容】
代謝物の網羅的プロファイルを説明変数として生体材料の定量的表現型を予測するメタボリックフィンガープリンティングは、精密表現型解析の手法としてバイオサイエンス研究に必須の重要技術である。解析対象を「フード」としたフードメタボロミクスは、これまで熟練官能試験車しか定量記述できなかった食品二次機能(官能機能)を正確に記述できる技術として期待されている。フードメタボミクス技術は単に食品機能解析のみならず、フードロス削減のための必須技術として注目されている。
応用分野
基礎生物学、医療、創薬、ヘルスケア、発酵生産、有用物質生産、食品、農業、保管、流通、サプライチェーン
論文・解説等
- [1] Putri SP, Fukusaki E., et al.; J Biosci Bioeng. 2022 May; 133(5): 425–435.
- [2] 福崎英一郎;生物工学会誌, vol.94, no.5, 230–236 (2016).
- [3] 中野洋介, 谷口百優, 福崎英一郎;生物工学会誌, vol.97, no.4, p.199–200 (2019).
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