ナノ構造触媒・光触媒の創成:
水素・炭素・マテリアル循環型社会に向けて
キーワード
ナノ構造触媒、光触媒、水素の製造・貯蔵・輸送、二酸化炭素の回収・有材化
重点分野
光・量子、カーボンニュートラル、エネルギー、革新的マテリアル、触媒・分子技術
ここがポイント!【研究内容】
ナノ構造体を活用する環境・エネルギー問題解決の糸口になる触媒・光触媒の設計を行っています。触媒・光触媒開発において、「活性点の設計」と「反応場の設計」は重要です。ゼオライト・メソポーラスシリカ・金属有機構造体(MOF)などが有するナノ空間では,微粒子~クラスター~分子・原子サイズの触媒活性点の構造制御が可能であり、親疎水性や静電場などを制御した反応場を提供できます。ナノ空間を利用した活性点構造制御と反応場制御を試みることで、水素製造・二酸化炭素固定・過酸化水素合成などに有用なナノ構造触媒・光触媒の開発を行っています。
応用分野
触媒科学、マテリアル科学、カーボンニュートラル、エネルギー・環境
論文・解説等
- [1] Chem. Soc. Rev., 2018, 47, 8072.
- [2] JACS, 2018, 140, 8902.
- [3] JACS, 2018, 140, 9203.