指先と材料の相互作用から触感の物理的メカニズムを探る
キーワード
感性工学、界面化学、レオロジー、ソフトコンピューティング
重点分野
AI・データ、情報・通信、医工連携、ヘルスケア

ここがポイント!【研究内容】
- 「しっとり」「さらさら」といった触感や、快・不快を決定づける物理的因子を解明しようとしています。
- 加速度センサー、6軸力覚センサー、摩擦計測などにより、触るときの動作や力を計測することで、どのような触感を感じているか、また快か不快かを推定しようとしています。
- データ解析には、周波数解析や人工知能を用い、被験者による官能評価と比較することで、機器測定による感性の推定を行おうとしています。
- 本研究は繊維製品や化粧品の開発、医療・福祉分野、触感の遠隔伝達に応用することを目指しています。
応用分野
医療・福祉分野、ヘルスケア製品・繊維製品、ロボット工学
論文・解説等
- [1] 秋山 庸子,皮膚表面における塗布物のトライボロジーと触感評価, Cosmetic stage 15(4) 1 - 7 ,(2021).
- [2] 秋山 庸子,界面相互作用の観点からとらえた触感,色材協会誌 93(2) 37 – 41,(2020).
- [3] 秋山庸子(編著),感覚重視型技術の最前線 ~心地良さと意外性を生み出す技術~,(株)CMC出版 2018年.